「シニアが使えないサイトの例」を読んで考えた

あなたのブログの読者の年齢層はどのくらいですか?

このブログの読者層? 調査したことがないから、ホントのところは分からないんです。でも、ブログのカスタマイズをしようというのだから、50歳以下が圧倒的に多いんじゃないかなーと想像しています。


なんでそんな話をしているかというと、シニアがウェブをうまく使えない事例を読んだからなんです。「あるある!」とうなづく部分があったり、軽くショックを受けた部分もあったりでした。いろいろ考えさせられました。

シニアやネット初心者もターゲットにしているブログ・サイトの運営者さんはもちろんのこと、サイトをこれから作る方も(ネット店舗の方は特に!)、一読していただくといいと思います!
 
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今日ご紹介するのは、実例で納得!シニアが使えないサイトの例 | マミオン有限会社から、大学の公開講座にオンライン申込したいのにうまくいかなくて相談に来られたシニアの例です。


*   * 



こんなふうに↓、メニューがあるわけですよ。

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講座案内を見るにはどうすればいいか。
ウェブに慣れているあなたなら、悩むこともないでしょ?

メインコンテンツ部分のボタンをクリックすればいいよね。

あるいは、サイドメニューの文字にカーソルを合わせれば下線が出るから、リンクだなって分かる。「講座案内」という文字をクリックすればいい。

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それが分からないのですって。
文字の左のリストマーク▼のほうをクリックして、何も起きないと困って行き詰ってしまってたと。

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そう。クリックできる場所を見つけられないのです!

そして。

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下線があるからといって、リンクだと認識しない!

認識していないから、探せない!

(な…なるほど。その方、途方に暮れたでしょうね…。>_<
 hoverの効果が下線だけというのも、分かりにくい一因だと思うなぁ。)


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入口がパッと見て分からないからスルーしてしまう!

(まあ確かにね…。)


このサイトのデザイン自体に、いくつか問題があると私も思いました。

問題点1 - 字が小さい


20歳前後の人だけを対象にしているならまだしも、公開講座はもっと大人な人も対象としているのだから、可読性に配慮が足りないと思いますね。これでは、私の職場の50代の人は読んでくれないな。ちょっと疲れてたり忙しいときだったら、私でもきっと読みたくない。

文字サイズは大・中・小から選べるようになっていますが、そもそもその機能が分からない(または見つけられない)人もいますし、ボタンも小さい。切り替えられるといっても、標準の文字サイズが小さいのが問題だと思うのです。

文字が見にくいと、人はどうするか。

見なかったことにするのです。


問題点2 - リンクやボタンが目立たない


そもそもリンクやボタンが目立たないことが、一番の問題。そして、hover時の効果もちょっとね…。

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hover時の効果がわずか過ぎるように感じます。キャプチャすると、もはや色の違いもよく分からないでしょ?^^;

カーソルを乗せると画像が変わる-ロールオーバーという記事で書いたように、私は効果はハッキリ目立つほうがいいと思っているので、背景色がアクセントカラーの紫色になるくらいのことをしてもいいんじゃないかなぁと思っちゃったんですよねー。いや、私なら、ボタン平常時が背景紫かな。

ユーザーにとって、サイト設置者が考えている以上にクリックはめんどくさいと感じていると言います。クリックする場所を迷ったら(迷わなくても、面倒と思った時点で)そのままバイバイしちゃうでしょう。

途中退場させるのが、リンクやバナーのあり方のせいだったらもったいないですよね。

ところで、シニアが使えないサイトとして記事を書かれたことを受けてなのか否か、今ではこんなふうに工夫されていました。

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(下線の文字をクリックしてください)という文字が追加され、太字になってます。

更新する人ができることは、これが精いっぱいかもしれないなー。
でも、それを矢印にして別立てにするする必要があるんだろうか? う~ん。

まあ、そんなわけで、サイトのデザインをする最初の段階で、ユーザーの行動を次に促すデザインや工夫を盛り込むことが大事なんだと思いますね。

必要なことが書いてありさえすれば、ユーザーはクリックして申し込んでくれるだろう、なんて考えは傲慢です。客を呼び込みたいのか、ふるいに掛けたいのか、サイトのスタンスでその辺は変わるんでしょうけれども。


問題点3 - ナビが悪い


実は、ホームから公開講座のページを探そうとして、ちょっと躊躇してしまいました。
よろしくないですね。

どんな点がよろしくなかったかと言うと、

(1)まず第1に、視認性・可読性が低い。

視認性とは、目で見て確認できる度合いのこと。デザインのメリハリがあって、要素がパッと頭に入ってくるのが視認性が高いデザイン。このサイトは押しなべて要素が小さくまとまっていてメリハリがなく、何も頭に訴えて来ない印象を持ちました。

可読性とは、読みやすさ。このサイトは、字が小さくて読みにくいので、可読性が低いということになります。


ホームの内容もちょっと驚きました。

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企業サイトで言うところの、プレスリリースのページみたいな印象です。この小さい文字がいっぱい並んでいる段階でくじける人もいるでしょう(うちの上司なら絶対そう)。発信者の言い分しか詰まっていない感じがしてしまいます。

今回は該当するものがなかったけれど、サイドに並んだバナーもちまちましていて視認性が低いです。バナーで目が留まらないって、バナーとして機能していないと思うんですよ。正直なところ、気持ちがなえました。


(2)第2に、入口が分からない。

今回のケースで書かれているように、初心者は「これがリンクかな?」「ここに私の目的のページが入っているかな?」なんて推測して行動してはくれないものです。どこから入っていいか分からなかったら、その場で帰ってしまいます。お店だったら大変なマイナスですよね。

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推測しないのだから、ヘッダーのGoogleのマークを見て、「このボックスで検索すればいいんだな?」とも思わないし、そもそも初心者はGoogleを知らないかもしれませんし(実際Googleを知らない人、結構いるのよ)、検索ボックス自体を知らないかもしれません。だから、検索しなくてもたどり着けるようにしておくのがベストだと思うんですよねー。


(3)分類が不適切。

私にとって、混乱を招いた大きな原因がこれです。
一応、ヘッダーにお客さんの種類別の入り口がありますが…

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|受験生の方|在校生の方|卒業生の方|保証人の方|企業の方|報道関係の方|

…公開講座に申し込みたい人のカテゴリがない! これでは完全に迷子になります。
(私は推測して、「上智で学ぶ」から入りました。)


ちなみに、サイト構成が分かりやすいことで大学職員の間で人気が高いと聞いている早稲田大学のサイトでは。

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|受験生の方へ|卒業生の方へ|ご父母の方へ|一般・企業の方へ|

これなら、「一般・企業の方へ」から入ればいいと分かりますね。目に留まりやすい位置にあるのもいいです。

カテゴリも4つと多くなく、ハードルが低い気がします。人が認識しやすい項目の数は、3~5項目が適切だと言われていますからね。

で、「一般・企業の方へ」から入ってみたら…公開講座は……ない。ダメじゃん。^^;

早稲田大学 大学院日本語教育研究科のホームには、メニューの分かりやすいところに「公開講座」がありました。

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本当に来てほしいなら、こうしておかないとね。もっとも、大学本部のホームではここまでしないとは思いますが。公開講座のお客さんは金づるにならないからね。



ああ、長々と書きすぎました。^^;

現時点ではまだ、公開講座のページの入り口。講座を申込を完了するまでの道のりは、想像以上に長いのです!


この後、「 2013年度秋期公開講座のご案内」をクリックしたら、ご案内ぽいページが開かずに、講座検索の検索フォームが開きます。
(この仕組みもよろしくないぞ。)

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次は、検索の仕方が分からないという事態に! その後も、ハードルがいくつも立ちはだかります。

その後の道のりについては、ぜひ実例で納得!シニアが使えないサイトの例 | マミオン有限会社を読んでみてください。示唆に富んだ内容です。そして、まさかのオチ付きです(笑)。


全てのサイトが万人向けである必要はないけれど、人口層を考えれば、シニアをとりこぼさないことがなぜ必要なのか分かりますね?


な~んて偉そうに書きましたが、私もまだまだ勉強中。発展途上もいいとこ。だから、こういう事例を読んでは、考えたり、反省したり、気付きを得たりするんです。

まぁ…なんというか、迷いと雑念が多すぎで、ブログのデザイン改変を途中で投げてるダメっぷり…(爆)。7回転んでまだ6回しか起き上がってないようなものですからね。私の道のりも長いです。

それでも、牛歩を続けていきますので、今年もどうかよろしく。^^
(午年だけどね…)


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